すっごく久しぶりに「デジモンアドベンチャー」を見直しました。
放送されたのがいまから何年前?
1999年3月だから…9年前でしょうか…?
そんなに前だったんですね…
さてさて感想どう書きましょうか…
全話見終わって感じたこととしてはストーリー展開がうまいって感じです。
全53話?なのですが、その長さを感じさせることなくサクサクと見られました。
私が感じたこの作品のテーマとしては「子供たちの人としての成長」って感じです。
選ばれし子供たち全員でデジタルワールドを冒険していくわけですが、もちろん全員に個性豊かで様々なキャラクターがいます。
そんな中でただ個性的なだけではなく、ひとりひとり様々な問題、性格の違いによる意見の不一致などがありそんな中だからこそ、いろんな問題がありました。
大きな敵が現れたからみんなで協力してその敵を倒すというだけでなく、一刻も早く敵を倒すことを考えていた太一に対し、もう犠牲を出してまでしても戦いたくないと戦うことをやめたミミ。
目的だけを考えている太一にいらだちを感じるヤマト、全員の協調を考え思いつめてしまう空。他のキャラ達も同様にして一つの問題に対して様々な意見・感情を抱いていく。
そんな中だからこそ生じるずれから一緒に冒険していくのではなく、時にはひとりひとりがみんなから離れて別々の道を進んでいって独立をしていく。
そうやって一人で進んでいった中でもやっぱり様々な問題が起こり子供たちは自分の心の闇に対面する。時には仲間の子供たちやパートナーデジモンに助けてもらい、時には仲間と争ったりして我を通していく。
でも最後には本当のこと、仲間のことに気づいて自分なりの答えを見つけていく。
そんな中で一番成長をしたのはヤマトかな~って私は感じました。
弟であるタケルを心配するあまりに他のことに目がいかなくなって他人と争うことがあったりと、弟を第一に考えていながら、タケルを守ることによりそこを自分の居場所としていた。
だけど、タケルは自分ではなく思い切りのある太一の意見に同意することがあったり、ヤマトが思っている以上にタケルは人格が成長して過保護に扱いされることを嫌がる。
そんな中ヤマトはタケルはもう自分を必要としなくなったと思い、居場所を失い途方に暮れる。そんな中でヤマトは自分のことだけしか考えられなくなり仲間と対立して争う。そんな中で進んでいきながらも最終的には仲間の意味、自分の心の紋章である友情の意味に気づいて成長を遂げる。
過保護なのとやさしいのって境界性が微妙ですよね…
もちろん他の子供たち全員にもそれぞれのテーマがあったと思います。冒険が始まった当初と最後のほうの性格や振る舞いにも変化があってひとりひとり成長したんだな~なんて
そんな中で、子供たちひとりひとりの思うこと、悩みには考えさせられるものがありました。
この作品は子供向けというだけじゃなくて大人でも十分に楽しんで見られる作品なんじゃないかな~?という感じです。
私が感想書くとグダグダでどうにも面白そうな作品って感じじゃないですね…
ファンの方ごめんなさい。
そのほかにツッコミを入れるとしたら、OPはまだ許せる範囲でいいとして、各話のカットインとEDでのヒカリの参入とか進化後のデジモンの姿とかネタバレをもう少しおさえてほしかったです。
完全体と究極態は出しちゃだめですよ…
太一はなんか主人公補正かかってたな~なんて。
ウィザーモンとテイルモンの話がもう少し聴きたかったな~
好きなキャラはヤマトとミミ。
デジモンではゴマモンとテイルモンです(すげーどうでもいい
よっし、最後にひとつ。
私は目玉焼きは醤油派です。(え
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